どーも、こんにちは。



PS4のゲーム「JUDGE EYES:死神の遺言」を
クリアしました。
(公式ページ:
JUDGE EYES:死神の遺言
率直に面白かったです。
年齢制限ありますが、
対象の人は誰でも楽しめるかと思います。
細かい感想は後で述べます。
最後はネタバレ感想もあるので未クリアの方はご注意ください。
(個人的に色んな作品の「ストーリー」に興味があるので、
 この記事はそういった観点からの自分用の備忘録も兼ねてます。
 ネタバレありの感想は最後の方で述べます。反転で確認可。


●解説
主人公は、元弁護士の探偵、八神。
アドベンチャーゲーム、
もしくはアクションロールプレイングゲーム。
殺人事件や、
その裏でうごめく大きな謎を追うストーリー。

最大のウリは、主人公が木村拓哉氏が演じている点。
「龍が如く」シリーズの流れを汲んでいるので、
一言で言うなら、
巷で言われるように、
まさに「キムタクが如く」。
ストーリー的には、
主人公が元弁護士ということで、法律的な知識が駆使されている点。
専門家から見たらたぶんツッコミどころが色々あるでしょうが、
専門外の自分から見れば娯楽として楽しめたので十分でした。
(他にもありますがネタバレあるので最後で。)


●感想
気付いたのは、
公務員をヒーローにしてない点が新鮮なのかもしれない、
ということ。

以前、本で読んだことですが、
テレビドラマでは、
テレビと言うメディアの性質が関係するのか、
国家権力側の人や公務員をヒーローに仕立て上げることが多いのだとか。
事実、
キムタクが検事役のテレビドラマもあったようで。
(HERO フジテレビ)

今作は、
主役の八神は探偵で、
国家権力や役人と対峙する場面も多く出てきます。
こういったストーリーはテレビドラマでは不可能なのでしょうか?
そういう点でも、
新鮮なのではないだろうか?などと思いました。
もちろん、映画小説などではあるだろうし、
筆者は何分テレビを見てないのと、
ドラマもほとんど知らないのでちがってたらスイマセン、
ということになりますが…

そんなこともあるせいか、
後半では、
なんだか現代の国家権力に対する風刺ではないだろうか?
とも思えました。
勿論、
物語の構造上そう見えるだけで、筆者の気のせい。
今作はあくまで徹底した娯楽作品と思います。


話は飛んで、
今作の通底するテーマは何か?
それは「正義」ではないかと思いました。

キャラクターそれぞれに正義(と思われるモノの見方)が見られました。
時として意見の食い違いになり、
それは敵対味方のみならず、時には味方同士でも起こりうるもの。
とくに物語が終盤に近づくにつれて、
各登場人物の「正義」観がぶつかることもあり、
ボルテージも上がってきます。
ネタバレになるので控えますが、
この、
厄介な「正義」というものについて考えさせられるものがありました。
ここまできて、
なるほど、タイトル「JUDGE EYES」の意味も、
その正義をジャッジする目、
というような意味かと見えました。

そう考えると、
ストーリーや主題、タイトルに至る、
デザインの
完成度の高さに関心させられます。


●まとめ
人間が生きていくうえで直面するような問題がリアルに描かれ、
考えさせられるようなストーリーでした。
他にも暴力やエロなどの要素があったり、
哀愁やヒューマニズム溢れる話など多岐にわたります。
ゲーム性もさほど難しくないので誰でも最後までクリアできるでしょう。
ファミリー向けならぬ、大人向けの娯楽ストーリーでした。


スマイルバーガー 中道通り店__1スマイルバーガー 中道通り店_
店内も自由に動き回れる。

七福通り西__1
車の中にまで人が!

天下一通り入口_
中道通り裏__1
JUDGE EYES:死神の遺言_20181220194622
ご存知、神室町(笑)

劇場北西_
M SIDE CAFE_
デートなんかも楽しめます。

源田法律事務所__8
源田法律事務所_
源田法律事務所の面々。

八神探偵事務所__1
八神探偵事務所にて。

JUDGE EYES:死神の遺言_20190106194317
ミニゲームも満載。これで麻雀を覚えられるかな?

JUDGE EYES:死神の遺言_20190109101746
ここ重要ですね。

そんなわけで、
大人も楽しめるゲームがしたい、
自分の正義をジャッジしてみたい、
と思う方は遊んでみてはいかがでしょうか?




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JUDGE EYES:死神の遺言_20190104215718
自分の報告書はこんな感じでした。


では!




■■以下ネタバレありの感想、備忘録■■
※見てもOKという方のみ、反転で確認可。↓↓

●感想
・男の嫉妬がリアル。
 松金組組員の、八神に対する嫉妬。
 新谷の八神に対する嫉妬。
 など。

●問われる正義
・利権や保身のために、
 不都合な言説、論者を排除する権力の暴走がリアル。
・杉浦。
 理不尽な社会に対する怒りと、
 正義。
 歴史とは勝者が作っていくものだな、と思った。
 最後は霧が晴れるような展開でホッとした。
 ただ、実際はどうだろうか。想像できない。
・森田検事正。
 母のアルツハイマー、兄の介護疲れからの殺人という経験。
 アルツハイマーの特効薬、その人体実験。
 「正義のために人を殺す」ことを見逃すのか?
 天秤にかけた時、どちらを取るだろうか?と問われている気がした。
 リアル。
・生野。
 正義の暴走。
 世界を救うとか、
 悲しみを繰り返さないために、
 といいつつ、犠牲者を生み出し、無頓着な様子が描かれていた。
 リアル。

●ストーリーに絡んだ法律的、科学的な知識など
・検察には立証責任がある
・線条痕 
 ライフル銃など、
 銃身の内側にらせん状の溝を施された銃から発射された弾丸についた、
 銃身内の溝のあと。
 [補説]線条痕から、発射された銃を特定することができる。
・弁護士は死刑囚と面会可能
・臨床試験は健康な人にも行う

●疑問、妄想
・黒岩が、
 アドデック9にこだわる理由は何だったかよく分からなかった。
 (見過ごしかも…)
・実際に、
 弁護士と検察が、
 法廷の外でケンカすることとかあるのだろうか?
・八神が実の両親を殺された話が、
 モグラやアドデック9の話と結び付くかと思った。
 ストーリー的には主人公の出生のヒミツがまだ完全に明かされていないことになる。
 すなわち、
 続編が作られる余地があるのではないだろうか?
・創薬センターのセンター長の木戸。
 あんなだらしない、
 倫理観の欠いた、医療従事者はいくらなんでもリアリティが無い気がした。
・泉田検事も、もしかしたら母親がアルツハイマーであれば、
 森田検事正と同じく、向こう側に行ってしまうかもしれない…
・謎のステッキ男が真犯人(モグラ)かと思った。
 色んな武器の入った仕込み杖とか持ってるし、
 バックストーリーが語られておらず、謎めいてたから。
・八神は最終的に弁護士に戻るかと思ってた。