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どーも、こんにちは。
地元の新潟でワイエス展、
「アンドリュー・ワイエス展 オルソン・ハウスの物語」

がやってました。
見てきたので感想を述べます。


●アンドリューワイエスとは?
自分が知ってるのは、アメリカの画家で、
めちゃくちゃ写実的な水彩画を残してるということ。
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●アンドリュー・ワイエスとオレ
アンドリュー・ワイエスといえば、
中学校の美術の教科書に掲載されていたことが印象的でした。
私も当時から絵を描くのが好きだったので、
その異様な写実的な一枚の絵に引き込まれました。

自分の絵心についての話ですが、
本格的に美術を学んでたわけではありません。
幼稚園の頃は休み時間に落書き帳にらくがき、
小学校~高校まで、
図画工作や美術の時間で絵を描くことは楽しみでしたが、
自分では学ぶこともせず、やはりらくがきばかりしてました。
そして時には、
写実的に鉛筆で陰影をつけたスケッチ的な絵も描いてました。
将来の事を考え始めた頃にも絵に関わる仕事がしたいと思ってましたが、
本格に取り組むこともなく過ごしてました。
20代からイラストなどを描くようになりました。
美術書などで学び出したのは割と最近なくらい。
美術館は度々見に行きます。
絵に関しては幅広く理解あるつもり。
自分の絵心はそんな感じです。
で、
中学時代少なからず写実に興味あった自分は、
美術の教科書に載ってる1枚の絵に圧倒されました。
写真と見まがうほどのリアリティ。
それが、アンドリュー・ワイエス。
その名は永久に記憶に刻まれました。

あの頃からウン十年…、
ようやく現物(はありませんでしたが同作者の作品)
にお目にかかれる日がやってきた、
というわけです。


●気づきを箇条書き
この頃、
自分は画家の絵を見るとき、
色や光に関して注目してます。
以下、気づいた点。

・一件の家屋を題材とした多数の作品があった。

・太陽光による、強い明暗のコントラストをよく描いていた。

・曇天。
 青空はない。
 
・空は限りなく白に近く、
 影は黒。

・古びたバケツがよく描かれている
 
・鉛筆のスケッチでは、
 何度も同じモチーフが描かれていた。

 
●感想
率直に良かったです。
ややマニアックですが、
個人的にいい表現方法を学べたと思ったので。

一件の家屋を題材に、
つねに限りなく白に近いグレーの曇天。
強い明暗のコントラスト。
枯草、使い古された金属や木製のバケツ。

これらを見ていると、
人の気配のない昼下がりの自宅で、
ひたすらに時間がが流れていくような、
静けさ、寂しさを体感しているような気持になりました。

まぁ、自分もよく屋内外にとどまらず、
光や色の観察をしていて、
気に入るとグラフィックアートやイラスト用に撮影したりしてます。
いい感じに寂しげな曇天の風景、
明暗コントラストの強くて絵になる場所とか、
アンドリューワイエス的な雰囲気のスポットを探したり、
実際に真似た表現をしてみたくなりました。

そんなわけで、
興味を持たれた方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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では(^O^)/



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