20201004a
どーも、こんにちは。

本を読んだので、
後で見返す用のメモを兼ねて、
概要、
感想、
を述べておきます。
あれこれたくさん借りて読んでるので、やや駆け足ではありますが。
今回詠んだ本はコチラ。
→川端康成・隠された真実
川端康成・隠された真実 (1979年)
三枝 康高
新有堂
1979-06T


別の本を読んでて、
川端康成に触れていたいので気になり、
調べたらこの本が出てきた次第。
タイトルから「ここにヒントがある」とインスピレーションが沸きました。
で、結果はどうかというと、それは以下で示します。
個人用かつネタバレありなのでご了承いただける方のみお読みください。

●川端康成とは?川端康成と自分。
ノーベル文学賞受賞者。
代表作は「伊豆の踊子」
「雪国」の冒頭、
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」が有名。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」ではなかったか?
小説は読んだことなし。

●本の概要
読み終えた感想は、ほぼ氏の恋愛系の話に割かれてた印象。
孤児的な生活環境、初恋の女性、学生時代、婚約、破談、
小説のモデルとなった女性像との比較、等。

自分が関心あった部分は、序盤でまとめられてました。
死後、出版された
川端氏についての本、「事故のてんまつ」。
その内容について、
氏の遺族から事実と異なるとして、出版差し止めの訴えがあった。
が、
最終的には和解した、という話。
事実と異なる、とされるのは、
・部落民出身
・文壇政治家説
・少女への愛
というのが概要。

●感想
結論としては、
少なからずヒントはあったかな、と。
ただ、明確な答えまでは得られなかった
のも確か。
気になったのは、
部落民出身、
文壇政治家説という点や、
氏がノーベル文学賞作家であるという事、
他には、
学生時代に霊感的な予言能力があったとか、
悪魔的と評されるなどのエピソード、等。
まぁ記憶に留めます。

あとは、
小説の人物と、
モデルとなった人物像の対比が中心で、
よく調べられていたな、と。

川端氏の小説は読んだことが無いが、
小説の引用から思ったのは、
氏は私小説作家の印象。

自分と思しき人物の深い内面が繊細に描かれていたので。
共感を覚えたし、
懐かしい気がしたし(理由は後述)、
昔の生活環境や人物像が興味深かったのではあるが、
一方で、
関心があまりにも自分に向けられている気がした、ということ。
しばらくすると、
ああそっか、
これは私小説だからだ、
とか、
これが芸術ということか、と。
もっと周辺や社会への役割、関心はないのか?
とか勝手に思いましたが、
いや、これはこれで芸術としての役割なのだなと。
こういった内容で、
心が洗われるとか、救いになる面もあるはずだから。
自分が懐かしさが沸いたのは、
昔はこの手の小説もいくつか読んでいた時期があったから。
その後離れていくわけではありますが…

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■メモ(自分用なので期待しないように…)
●生い立ち

 ・父:栄吉(医師)、母:ゲン。 大阪で開業
 ・孤児
  祖父と生活。
  もどかしさがあったようである。
 ・若いころ、自分には霊力があるとおもっていて、
  予言などができたらしい。
 ・中学時代に同性愛的な友情経験。
  それにより、孤児根性から救われている。
  宗教者。
 ・青春時代
  第一高等学校(旧制高校。18~21歳)
  孤児根性
  関西弁
  東京
  寮生活が嫌だった。
  伊豆へ旅行。旅芸人の踊り子たちと過ごす 
  旅行後に、性格も明るく変わった。
  (→ 後年、伊豆の踊子 として小説のモデルになる)
  友人らとカフェの女給をナンパ。
  複数の「ちよ」という女性との縁。
 ・伊藤初代氏
  氏が23歳、相手16歳
  小説では、モデルらしき人物の裸が描かれている。
  氏から見て、幸薄い感じ、自分の不幸せと戦ってきた印象。
  「伊豆の踊子」、初代に共通らしい。

  (少年清野に救われた経験 )
  川端への印象は「気味悪い」。
 ・東大入学、
  同人活動、新思潮。 「新感覚派」とよばれる。
  昭和文学の魁となる。
  ある人の評では、
  映画「プラーグの大学生」の主人公に川端氏を擬して、
  その大学生は悪魔に自分の影を売り、
  人気のない裏街を飄々と歩いて行った、とか。

  15~6位の少女に恋を抱いていた。
  ちよとの結婚宣言。
  氏の同情が愛情にまで高まるのは、常に両親のいない孤児の境涯の人。
 ・父親への挨拶
 ・結婚の断り、破断。 
  複数の小説で名を変えて、モデルとされている様子。
  子供らしい子供時代のない自分の救済を、初恋の少女に見出していた。
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●補足
ヒントはあったので、
記憶に留める程度となりました。
もしや小説にメッセージが隠されているのだろうか?
とか思いますが手間がかかるので、
気が向いたら読むことにしようかと思います。

また、
趣旨は変わって、
個人的な芸術家論的なことが浮かびました。
日常を丹念に描いたり、
空想や非日常などの非社会的要素を描いたり、
作家としては意識が仮想の世界に入り、
現実世界から離れたりもするが、
現実は現実として社会性を維持したい…
ということを改めて考えました。

以上。


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