0620ノーマンロックウェル01

どーも、AKです。

今回のテーマは、
美術を通しての学び。

ここ数年は作品制作よりも、
美術館巡りや、
技法書、画集などを読んだり見たり、
知識習得しています。

昨年、図書館で借りた本がコチラ。
ノーマン・ロックウェル画集。


●感想
微笑ましい、古き良きアメリカ!
表情豊かでユーモアあふれる一枚。
思わず、
「自分もこういうモノが描きたい!」という気分に。
ノーマンロックウェルは、
10代からイラストレーターの頭角を現した、もはや天才。
日本の漫画家やイラストレーターにもかなり影響を与えていると見ています。
美術学校などで通る道かもしれません。
絵を描きたいものとしても、
無数の気づき、学びが溢れています。


●独学の限界!
かつて自分は独学で絵を学んでました。
しかし、
リスペクトはあれど古いモノから深く学ぼうとはしていなかったのです。
技法書を見ても文字ばっかりで退屈。
読み流していました。

それに、
「漫画家のアシスタントをすると、
 みんな師匠と同じ絵になってしまっているではないか!
 だからオレは、
 自分だけのモノを見つけ出すのだ!」
・・・とか考えてました。

そうこうしているうちに、
やがて自分の能力不足に気付きます。
壁にぶつかり、うちひしがれました。

かくなるうえは、
「巨人の肩に乗る」 ほかない!

要は、考えを変えて、先人先達から学ぶこと。
端的にいえば、世に結果を出している人が、「正解」。
答えを知りたければ、
正解を出してる人から学んでしまうのが手っ取り早いから。
そんな気づきの後、
遅ればせながらノーマン・ロックウェルを知りました。


●巨人の肩に乗って、何が見えたのか?
ここ数年は、
技法書ばかり読み漁ってます。
この頃はコツを惜しみなく教える優れた技法書も多い。
自分がしてきた苦労を若い美術家世代にさせまい、
無駄足を踏ませたくない、
という思いも見て取れました。

そして美術館を訪れては、
配置や構図、
焦点はどこか、
などなど、
勝手に解説しながら観察してます。
最近見た美術展も、
ミュシャ、
モネ、
ベラスケス、
生頼範義
などなど。

学習していて思うのは、 
「画家は大量の知識を持っている」
ということ。
巨人の肩に乗ることによって、見えてきた景色の一つです。
 

●まとめ
筆者は独学すると必ず壁にぶつかるので、
巨人の肩に乗ることに躊躇しません。

あなたも何か学習する際、もし行き詰ったという時は、
思い切って費用、時間、労力をあてて、
未来にワープしてみてはいかがでしょうか?

以上。


それでは、
ごきげんよう(^O^)/